顧客と運営側双方のメリット
サイトマップはとても重要なものです。
企業サイトはたくさんのページが追加されていくものですが、何年も運営していると、だんだんと複雑な構造となっていき、運営しているスタッフでさえもどこにどんなページがあるのか分からなくて混乱してしまうことがあります。
そうなってしまうと、サイトにせっかくアクセスしてくれた顧客を逃してしまう可能性があります。
また、新しいサイトへ移行することになった場合、きちんとサイトマップを作成しておかないと、コンテンツの移行漏れが起きてしまう可能性があります。
サイトマップを作成しておくことによって、どこにどんな情報が掲載されているのかが一目瞭然となります。
これは顧客に対してだけメリットがあるのではなくて、サイトを作成するスタッフにとってもメリットが大きいです。
サイトマップを作成するには
サイトマップを作成する際のポイントとしては、現在の状態だけ考えるのではなくて、将来ページを増強することを想定しましょう。
将来的に継続してコンテンツを増やしたとしても、サイトマップが複雑にならないように注意しましょう。
ページの動線を気にして、将来のことを踏まえた上でサイト設計を行ってください。
サイトマップは基本的に階層構造となっており、どのページからさらにどのページにアクセスできるのかを分かりやすく図にします。
その際には、それぞれのページのタイトルをつける必要があります。
誰が見てもそのページの中身のコンテンツが分かるようなタイトルをつけてください。
注意点としては、自社のスタッフにしか分からないような専門用語を使うのは避けましょう。
初めてそのサイトを訪れて何の予備知識もない方でもすぐに分かるようなタイトルを心がけましょう。
そうすることによって、サイトマップの内容も分かりやすくなります。
サイトマップにはすべてのページを記入する必要はありません。
ページ数が多い場合はそれらすべてを含めてしまうと余計分かりにくくなってしまいます。
重要なページのみをサイトマップに記入すればいいでしょう。
サイトマップが信頼できるものになっていれば、そのサイトを訪れた方は再びアクセスしようと考えるはずです。
逆にサイトマップが煩雑なものとなっていたり、そもそもサイトマップのないサイトについては、少しでも不便さを感じてしまうと顧客はすぐに離れて行ってしまいます。
サイトマップがないために多くの顧客を知らないうちに逃している企業は多いのです。
大手サイトであれば、しっかりとしたサイトマップができあがっていることが多いため、それを参考にしてください。
また、サイトマップは検索エンジンのロボットにとっても重要なものとなります。
検索エンジンでのランキングをアップさせることにもつながる大事な要素なのです。