レイアウト設計

サイトアクセス数にも影響

企業サイトを作成する際に最も重要な事はできるだけ多くの方に見てもらうことです。
そのためには読みやすくて内容がすぐに理解できるようなレイアウトになっている必要があります。
せっかくサイトを立ち上げたとしても、それを見てくれる人が見にくさや読みづらさを感じてしまえば、徐々にサイトのアクセス数は減ってしまうでしょう。

企業サイトにアクセスしてくれた方は見込顧客であり、将来的にその企業のサービスを利用する可能性のある人です。
そのような大切な顧客に対して情報を提供して、適切な解決策を提示できるようになるためには、ユーザーのことを意識したサイトのレイアウト作りを考える必要があります。
レイアウト設計を軽視してしまうと、サイトを作成する意味がなくなってしまうのです。

ユーザーがサイト内でどのような行動を取るのかをあらかじめ予想した上でサイトのレイアウトを決めましょう。
色々なユーザーを想定して、どのような方にとっても見やすいサイトを目指しましょう。

レイアウト設計のポイント

サイトを閲覧する方は必ずしも一言一句じっくりと読むとは限りません。
むしろ大部分の方は、そのサイトが本当に自分の求めている情報を提供しているのか調べるために斜め読みをします。
基本的に斜め読みをする際にはページの左上から右下に向かって視線が動いていくはずです。

ユーザーが斜め読みしたとしても、そのページにどのような情報が掲載されているのかを分かりやすく理解してもらえるような画面構成を考えましょう。
細かい字で長々と文章が続いているようなレイアウトはとても見づらく、ほとんどの方が敬遠してしまいます。
要点だけを分かりやすくまとめて、色付けをしたり、強調したい文章を大きくするなどの細かいレイアウトにこだわりましょう。

必ずしもサイト利用者はトップページから順番に見てくれるとは限りません。
色々な方向に進みながら、利用者はそのサイトのページを閲覧していきます。
どこから読み始めてもらったとしても、的確に顧客に対して情報を伝えられるように、そして顧客に知ってもらいたい情報へと誘導できるように工夫しましょう。

次のクリックを喚起させるようなレイアウトを考えましょう。
たとえば、ページの上の方にお問い合わせボタンが配置してあったとしても、それをクリックされる可能性はかなり低いです。
ページの下まで読んだ方がそこからわざわざ上に戻ることは考えにくいからです。

それぞれのボタンを最適な位置に配置することによって、顧客の行動をコントロールすることができます。
これらの点に注意をしてサイトのレイアウトを考えると良いでしょう。
顧客の視点に立って考えてみることが重要です。