KPI設定について

WEBマーケティングの成功について

KPIWEBサイトを開設して、WEBマーケティングをするというのは、結局は企業にとっての利益を高めるために行います。
それでは、WEBマーケティングの成功とは一体どういうものなのでしょうか。
何をもって成功とみなすのかをきちんと理解していなければ、自分達のやっていることに果たして価値があるのかどうかが分からず、反省をすることもできなくなってしまいます。

成功とは一体何であるのかを明確にすることによって、毎日のサイト運営でどのような行動を取るべきなのかが明確になるでしょう。
そして、目標を設定するために大切なものとしてKPIというものがあります。
KPIというのは、ある組織が行う活動について、その成果を客観的に把握するための指標、あるいは目標値です。

KPIによる指標と実際の実績を計測することによって、現在の状況を把握して、目標を達成するためにどうすればいいのかを理解できるようになります。
たとえば、目標値と実績との間にギャップが生じたのであれば、活動内容を修正する必要があるでしょう。

KPI設定とは

上記のようにKPIというのは企業が活動をする上で欠かせない指標となります。
それでは、実際にKPIを状況分析に活用するにはKPI設定をしなければいけません。
どのようなKPIを設定するかによって、会社の方向性が決まってしまいます。

KPIとしては、たとえば売上金額や利益率、経費といったものがあります。
どれくらいの問い合わせをしたのか、実際に問い合わせされたものからどれくらいを受注できたのかその比率など、色々な数値をKPIとして設定できるでしょう。
KPIの設定の仕方が不適切であると、そこから導き出される分析内容が狂ってしまうため、会社が正しい方向に進まなくなってしまいます。

WEBサイトに関するKPIとしては、サイトへの訪問数や問い合わせ率、商談率、成約率というこれら4つを掛けあわせた数字が基本となるでしょう。
この結果は成約件数を表すことになり、さらに平均単価を掛けることによって売上金額を求めることができます。
以上を基本として、それぞれの業態に応じてKPIを適切に定めていくことによって、上手く目標管理をして、活動の改善に繋げられるようになるでしょう。

KPIを用いることによって、目標設定を上手く行えるようになり、そこから集計分析をして、改善方針を決定して、実際に施策を行い、効果を検証するという一連のプロセスが上手く回るようになります。
KPIの設定に関しては慎重に行いましょう。

関係者とよく話をして、適切なものを設定することができないと、後のすべての活動に影響を与えてしまいます。
それぞれの会社にとって適切なKPI設定は異なるものであることを自覚しましょう。